子どもが「友だちが遊んでくれない」と言ったときの親の対応|元幼稚園教諭が解説

子どもが「友だちが遊んでくれなかった」と言ったときの親の関わり方 子育ての悩み

子どもがある日ぽつりと、
「今日ね、○○ちゃん遊んでくれなかった」と話してきたら。

親としては胸がぎゅっと苦しくなりますよね。

仲間外れにされたのではないか
嫌なことを言われたのではないかと、心配になる方も多いと思います。

はじめまして。

私は4歳と2歳の男の子を育てる、元公立幼稚園教諭です。

先日、長男が寝る前にぽつりと
「○○くんにバカって言われた」と話しました。

幼稚園教諭として働いていた頃、
保護者の方から

「○○ちゃんに嫌いって言われたみたいなんです」
「友だちが遊んでくれなかったと言っていて…」

と相談を受けることも多くありました。

でも、実際に我が子が悲しそうに話す姿を見ると、
親としてとても胸が苦しくなりました。

もし子どもが友だちのことで悩む発言をしたら、

  • どう声をかければいいの?
  • 親はどこまで関わればいいの?
  • 先生に相談したほうがいいの?

と迷う方も多いのではないでしょうか。

この記事では、子どもが「友だちが遊んでくれなかった」と言ったときの親のかかわり方を解説します。

子どもの友だち関係は大人が思うより流動的

子ども同士の関係は、大人が思うよりもずっと流動的です。

昨日まで仲良く遊んでいた友だちでも、
その日の気分や遊びの内容によって
「今日は別の子と遊びたい」と思うこともあります。

そのため、子どもにとっては
「昨日遊んでくれたのに、今日は遊んでくれなかった」と
強く印象に残ることがあります。

幼稚園の現場で見てきた「友だち」の関係

幼稚園で子どもたちを見ていると、友だち関係は本当に日々変わります。

特に、年少・年中組の子どもたちは、
同じ場所で遊んでいるだけで「友だちと遊んだ」と思えます。

この時期の「友だち」の意味は、大人が思うよりもずっと広く、形を変えていくのです。

午前中は「もう一緒に遊ばない!」と言っていたのに、
午後にはまた笑いながら遊んでいることも珍しくありません。

子どもは、人との関わり方を、こうした経験の中で少しずつ学んでいきます。

子どもが「遊んでくれなかった」と感じる理由

「遊んでくれなかった」と感じる出来事の中には、
子どもの受け取り方によるものもあります。

例えば、
友だちが別の遊びに夢中になっていただけだったり、

「あとで遊ぼう」と思っていたけれど、うまく言葉で伝えられなかったりすることもあります。

実は誘われていることに気づかなかった、ということもあるかもしれません。

子どもはまだ気持ちの伝え方や、人との距離の取り方を学んでいる途中です。

そのため、ちょっとしたすれ違いが
「遊んでくれなかった」という悲しい気持ちにつながることもあるのです。

子どもが「友だちが遊んでくれない」と言ったときの親の対応

では、子どもが「遊んでくれなかった」と話してきたとき、
親はどのように関わればいいのでしょうか。

まずは子どもの気持ちに寄り添いましょう。

「それは悲しかったね」

「そういうときもあるよね」

と共感してもらえるだけで、子どもの気持ちは落ち着いていきます。

「また明日遊べるといいね」と前向きになる言葉をかけるのもよいでしょう。

子どもは、気持ちを分かってくれたことに安心して、
また幼稚園や保育園という外の世界に飛び込むことができますよ。

困ったときは先生に伝えることも大切

また、「幼稚園や保育園で困ったことがあれば、先生に言うといいよ」
と教えることも大切です。

集団生活の場では、親がそばで助けてあげることはできません。

だからこそ、「困ったときは先生に伝えていいんだよ」と日頃から伝えておくことが大切です。

自分の気持ちを言葉で伝える経験は、園生活だけでなく、小学校での生活にもきっと役立っていくでしょう。

それでももし気になることが続くようであれば、
先生に園での様子を聞いてみるのも安心につながりますよ。

先生はそういった相談をよく受けているので、
「こんなこと聞いていいのかな…」と思わなくて大丈夫。

友だち関係の現状やその時の様子を教えてくれると思います。

友だち関係の悩みは成長の中で経験するもの

子どもの友だち関係の悩みは、成長の過程で誰もが経験するものです。

親としては心配になりますが、
子どもはさまざまな経験を通して、
人との関わり方を学んでいきます。

今日「遊んでくれなかった」と感じた出来事も、
もしかすると明日には笑いながら一緒に遊んでいるかもしれません。

子どもの気持ちに寄り添いながら、安心して話せる存在でいることが、
子どもの大きな支えになるのではないでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました